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生物多様性とは

地球上の生きものたちが個性を持ち、互いにつながりあいながら生きていること

生態系の多様性

 

森林や草原、里地里山、ため池や河川など様々なタイプの自然環境があり、それぞれの特性に応じた

生態系があることを指します。

飛鳥地域では、橿原神宮の森、大和三山、高取山、飛鳥川、明日香村稲渕地区の棚田など、個性のある生態系があります。

​また、藤原宮跡や石舞台古墳など数多くの史跡が存在していますが、それらの史跡の保護を通して結果的に生態系が保たれている地域があることも特徴的です。

 

種の多様性

 

動植物から細菌などの微生物にいたるまで、さまざまな種類の生きものが生息・生育していることを指します。

 

飛鳥地域において、近年生息数が減少している種では、奈良県の特定希少野生動植物に指定されているヤマトサンショウウオが生息しているほか、生態系の上位に位置するクマタカなどの猛禽類も確認されています。また、植物ではタコノアシ(奈良県レッドデータブック:絶滅危惧種)などの種もみられます。

 

​遺伝子の多様性

 

同じ種でも遺伝子に違いがあり、形や模様、病気にかかりにくい個体や厳しい環境に強い個体など、生態にさまざまな個性があることを指します。

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